理佳の旅立ちの日。 別れのその日に手渡された一枚のCDと、 アイツが遺した手書きの譜面。 茶封筒の中、長い年月閉じ込めたまま 封印し続けていた、時の止まった封筒。 百花と出逢った今なら、 そろそろ封印を解く日が来ているのかもしれない。 アイツが安心して、 大切な妹を託せる俺に…… 俺は生まれ変わることが出来るだろうか? アイツの妹。 百花の隣で……。