虹の先にゎ

どのくらいたっただろうか。




辺りは暗さがまし、そこら中でカエルの声がした。





じめじめした空気がうすらぎ、北風からの季節風が私の体を過ぎていた。





「あの…助けてくれてありがと‥。」



私はだまって居続ける男の子にお礼を言った。