「おーい、咲ー。おはよう！」

はい。こちら華谷 咲 hanatani saki です。

咲「んー。おはよう。望奈」

そう。さっき挨拶してくれたのは、沙原
望奈 sahara mina 。私の幼馴染だ。

望「もう。低血圧めっ。」

そうなんですよー。私低血圧で朝が弱いんです。

そうこうしてるうちに、着きましたね。

「おはよー！咲ちゃん！望奈ちゃん！」

「おはよー。華月、沙原。」

下駄箱のところで、挨拶された。

咲「おはよー。梨奈、誠。」

さっき挨拶してくれたのは、桜坂 梨奈 sakurazaka rin と海崎 誠 kaizaki macoto。

んー。靴はきかえよっと。あれ？

咲「メッセージカード？」

誠「おい、どうした？って、ラブレターか！？」

誠がそう言った瞬間、梨奈と望奈が『えっ！？』とかいって飛びついてきた。

梨「んー。『ずっと前から、好きでした。』ラブレターじゃん！！」

はっ？なにをいってらっしゃるのですか？

望「本当だー！でも、短っ！」

なんかの間違いじゃないの？

咲「なんかの間違いでしょ。」

3人ともこちらを見た。

梨「あぁー。咲ちゃん。ばか？」

は？

望「そんなね。間違えるくらいなら、入れないって。」

えっ？漫画みたいなことが起こるかもしれないじゃん。

誠「俺がもし、誰かに書くならぜってー確かめてからいれるわ。」

じゃあ、計画的な犯行っていうことですか？

ありえないね。絶対。

望「ありえないねって顔してるね。でも、本当だと思うよ。」

えっ。読心術つかった？えっ？

望「顔に出やすいし、あんた特に。」

あららー。そう言うことですか。

咲「ねぇ、それ見せて。」

ほいっといって渡してくれた。

なんでたろ。なんか懐かしいなぁー。

梨「…い、おーい。咲？」

咲「あっ、ごめん。」

梨「なんか分かったの？」

咲「なんか、この字懐かしい。」

3人「「「えっ！？」」」

ん？なんか変なこと言ったかな。

望「知り合いの可能性大。」

まあ、そうだね。いや、でもだいぶ前な気がする。