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今日、やっと来た、大会の日。そして、あたしと、雄飛の誕生日。
あたし達マネージャーは、誰よりも負けない声で応援した。
「雄飛ー!がんばってーーー!」
雄飛は、それに気づいたのか、ウインクをして、シュートを決めた。
かっこよすぎるよ。
隣にいた鈴が、あたしにこう言う。
『あたし、好きになっちゃったかも。』
え。あたしは、一瞬で、血の気がひいた。
『モー、楠木君じゃなーくーて』
え、じゃぁ誰…?
『慶太先輩…』
「えーーーー!」
『声でかいよ!!』
「あっ、ごめん。」
鈴、先輩のこと。
「がんばって!」
『慶太先輩が、好きなのは、花梨ってこと、知ってる、付き合ってたってことも。でもね、慶太先輩、花梨に真っ直ぐにぶつかろうとしてる。それがカッコ良く思えちゃって…』
「あたしね、先輩にも、鈴にも、幸せになってもらいたいって思ってる」
今日、やっと来た、大会の日。そして、あたしと、雄飛の誕生日。
あたし達マネージャーは、誰よりも負けない声で応援した。
「雄飛ー!がんばってーーー!」
雄飛は、それに気づいたのか、ウインクをして、シュートを決めた。
かっこよすぎるよ。
隣にいた鈴が、あたしにこう言う。
『あたし、好きになっちゃったかも。』
え。あたしは、一瞬で、血の気がひいた。
『モー、楠木君じゃなーくーて』
え、じゃぁ誰…?
『慶太先輩…』
「えーーーー!」
『声でかいよ!!』
「あっ、ごめん。」
鈴、先輩のこと。
「がんばって!」
『慶太先輩が、好きなのは、花梨ってこと、知ってる、付き合ってたってことも。でもね、慶太先輩、花梨に真っ直ぐにぶつかろうとしてる。それがカッコ良く思えちゃって…』
「あたしね、先輩にも、鈴にも、幸せになってもらいたいって思ってる」

