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「雄飛ごめんね。」
先輩より、傷だらけ。そんなのも気づけなかったよ…最低だあたし。
『俺、お前の好きな人殴ったし。』
そんなの関係ない。
「雄飛、あたしを、守ろうとしてくれたんでしょ?」
『花梨…好き』
-ぎゅ。
あたしは、強く雄飛にハグされた。強くて、温かい。
-チュ
あたしは、雄飛にキスをした。これで癒えたら。あたしは、雄飛の幸せを小さい頃から祈ってた。大人になったら、結婚しよう。そう約束して。 
あたしも好き。でもまだ言えない。先輩をちゃんとふらないと、あたしは、前に進めない。