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なに、それ。先輩、意味がわかりません…。涙だけが流れる。
『楠木さ、』
雄飛?
『あいつ俺の体目当てってゆー本性知って、お前には手出すなって言われたんだよねぇー。だから殴っといた。まぁ、どっかおれてんじゃね?あいつ一人に俺等三人だったしな』先輩?…
あたし、雄飛に、最悪なことした。最低なのは、あたしだよ。
「先輩!ありがとうございます!」
**side慶太
女は、体しか必要ねぇ。でもなんか今、違った気がした。いつも正面からぶつかって、鈍感とゆーか、純粋とゆうか。
「あいつ俺の体目当てってゆー本性知って、お前には手出すなって言われたんだよねぇー。だから殴っといた。まぁ、どっかおれてんじゃね?あいつ一人に俺等三人だったしな最低なのは、お前じゃねぇ、俺だったんだよ。」
可哀想な女。そーとしかみえなかった。最初は…だが、なんだ?この変な感じは…
『先輩!ありがとうございます!』
なんで礼言ってんだよ…まぢでバカ。