蜂蜜ナミダ

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『花梨、ありがとな。』
…。先輩つらそう。
「ごめんなさい。彼女なのに、拒んだりして…。」
『じゃぁ、続きシよっか。』
ぇ？そんな意味じゃ…
先輩は、引き出しから、ピンクと黒のコンドームの袋を取り出した。
ヤダ…。でも、これ断ったら、あたし、嫌われちゃうよ…。

「優しくするから」そう言ってキスをしてくる。激しくて、深いキス。
苦…しい。
これが愛…？
あたしのパンツの中に先輩の綺麗な手が…
…ん//
やっぱり、やだよ。目から何か暖かいものが落ちる。やだ！あたし、泣いて…
「先輩、やっぱあたし、無理です…」
『俺のこと好き？』
好きです。大好きです。
『はい…』
「じゃあ…」
先輩の手は、止まらない。それどころか、勢いは、強くなる。
どうしよう。
「止めて下さい…！」
先輩は、止めてくれた。やっぱり優しいんだ。ペースに合わせてくれる。
『可哀想な奴…』
「先輩なんて言いましたか？」
『体の相性どうかなーってOKしてだけなのに…１人だけ、本気に突っ走ってほんと可哀想って言ってんだよ！』