いろいろモヤモヤしてきた。どうしよ。

「圭、お前なにか隠してないか?」

「え、隠してないよ。」

「だって、さっきから呼んでも上の空だぞ。」

バレちゃった。正直に言うべきかな。

「あのね、宗佑に告白されたの。」

「あいつに?俺ら付き合ってるのに?」

「うん、そう。」

言っちゃった。どうするんだろ。心配になってくる。

「ちょっとアイツと話してくる。」

「わ、私も行く!」

‐‐‐‐‐‐‐‐サッカー部‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「宗佑、なんか呼んでる。」

「おう。わかった。」

「あ、宗佑。」

「っよ、宗佑。あのさ、圭に告白したか?」

「ああ、した。俺は圭が好きだ。」

「そうか。どうなるか知ってていったのか?」

「ああ、圭。あの答え今してくれるか?」

「えっと、私は弥晴が好き。だから、ごめん。」

「わかった。でももし何かあったら言え。」

「うん。」

「っじゃ。」

言い合いになちゃったか。まだマシなのかな?

「俺はお前を一生守る。だから分かれるなんて言わないでくれ。」

「ん、わかった。これからもよろしく。」

「おう。」

よかった。本当に、でもこれからも私は弥晴を支えていきたし、
幸せになりたい。

だからこれからもずっと一緒にいてね。


end