宇宙人のあの子と俺






こんな可愛いと思わなかったし


薄ピンクの浴衣
いつもあげてない髪の毛も今日はあげてる
ほんのりしてる化粧




見とれるくらい可愛かった






「…洋ちゃん?」







「あ、ご、ごめん!あ、いや…大丈夫」




やば、見とれてて全く気づかなかった






(ねえねえ、洋ちゃん見とれてるでしょ!)


小さい声でお兄さんが俺の耳元で言ってきた


ば、ばれてる!?



(正直言うと…すごい見とれてました)


お兄さんにもお見通しか