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「…洋ちゃん、ありがとう。私の手…握ってくれてたんだ、ね?嬉しかった…よ?」、
「妖精さん、私…この街に、引っ越してきて、良かった」
「洋ちゃんに会えて…みんなに、会えた、ここの人達は、優しくて、あったかいの、クラスのみんなも…先生も」
みみの声…?妖精?と…話してるのか?
これは夢?
そうだ…夢だ
「…私ね、お母さんと、お父さんが死んじゃって、悲しかった、寂しかった。でもね、洋ちゃんとみんなに、会えて…嬉しかったの」
「寂しくなくなったの、楽しくなったの」
「お昼に、みんなでご飯食べて…お話してすごく楽しくなったの」
「…洋ちゃんともたくさんお話できて」
そこには、手放したらすぐに壊れちゃいそうなみみがいた。
「あの…ね、だから、妖精さん、お願い事を聞いて欲しいの」
お願い事?

