それでも君が好きで。



「…ひよちゃん、とりあえず
シャワー浴びてきなよ!
着替え、おばさんにもらってくるから!」


家に着いて、ひよちゃんを
急いで脱衣所まで連れていく。


「ん…」


ひよちゃんは震えながら頷いた。



俺はひよちゃんが自力で動けるのを
確認すると、隣のひよちゃんの家に
駆け込んだ。



「すみません、おばさん!
ひよちゃんがすごい雨に打たれてて
今うちでシャワー貸してるんで、
着替えをもらっていいですか!?」

「あら、そうなの!?もうひよりったら…!
ごめんね、ちょっと
待っててちょうだい!」


おばさんはそう言うと、しばらくして
着替えを持って来てくれた。



「……はい、これ。
ホント申し訳ないわね。
帰ってきたら言って聞かせておくわね」

「あ、あはは……ほどほどに。
あ、コレ、ありがとうございます!」



俺はニコッと笑うと、
ひよちゃんの家を飛び出して
隣の自分の家に戻る。