それでも君が好きで。




「…っ!?」


その光はなんだか温かくて、
ずっと触れていたいと
思ってしまうほどだった。


私はその光に身を任せた。




「…よちゃん…っ……ひよちゃん!」


目を開けると、そこには樹里くんがいた。



「……れ?…樹里くん…?なんで……?」


私が尋ね返すと、樹里くんが私の手を
嬉しそうに握った。


「よかった…!もう…
目ぇ覚まさないかもしれないって
思ってたんだよ…!!」


樹里くんの目から涙がぽたぽたと落ちる。



…そっか、さっきの…夢だったんだ…。


ホッと息をつく。



「…っ…ホントに良かった…!!
1ヶ月以上目を覚まさなかったんだから…」


1ヶ月も…?
私、そんなに眠っていたの…?


「っっ…!」


体を起こそうとすると、
ズキン、と体が痛む。


「!、もしかしてまだ体、痛い…?」


樹里くんが私に尋ねる。


「う、うん…」

「…ひよちゃん」


樹里くんの顔が真剣になる。


何を言われるんだろう…と、さっきの
悪夢を思い出して怖くなる。


「よく聞いてね…?」