それでも君が好きで。





「ひよりっ!!!!!」



ひよりが叫んだあとに、
ひよりの見知った声がした。



「…あ…」


それは、ひよりには誰なのか分かる。



ひよりは暗闇の中、縋る思いで
その人物に抱き着いた…。