それでも君が好きで。




「……はぁ、駅で集合って面倒くさいなぁ」

棗ちゃんが頭を抱えた。



「仕方ないって。
地元にはない遊園地なんだから」


樹里くんがそれに答える。



「まあ、遠出するのが遠足だもんね…」


私も呟く。



「とりあえず思い出作りにもなるんだし、
楽しむことが大事だよ」


樹里くんが言った。


「ふふっ、そうだね」


私は答えた。




ー駅前ー


「なーっつめー!」



駅前についた途端、棗ちゃんに
一人の男の子が抱きつく。



「!?」


私と樹里くんはびっくりした。