それでも君が好きで。




「おはよ、ひよ!梨本弟!」

学校に着くと、棗ちゃんがやって来た。



「棗ちゃん、おはよ!」

「おはよ、三橋」

「んー?朝からふたりで登校とは…。
さては何かあったな?!」



棗ちゃんが擦り寄って来た。



「べ、別に何もないよ?」



私は棗ちゃんを押し返しながら答えた。



「まぁ、ひよがそう言うんなら
信じるけど…」



棗ちゃんは少し
残念そうな顔をしながら言った。



「あ、それと。
またあたし達同じクラスよ♪」


棗ちゃんがウインクした。



「ホント!?わーい!神様ありがとー!!!!」



私は思わず棗ちゃんに抱きついた。




「ん~よしよしっ!♡
何年経ってもかわいいな、ひよは」



棗ちゃんも私を抱きしめてくれた。