小悪魔な彼女





―――…次の日の朝。



私は、ご機嫌で登校していた。




昨日は、今村くんに行ってもらったおかげでアイツの顔を見なくて済んだ♪



もー



これだから小悪魔って最高♪



あとは、アイツを落とせたら最強なのになぁ…




そんなことを考えていると、いつの間にか学校に着いていた。



靴を履きかえて、教室へ向かって歩く私。




そんな私に――…




「…倉永琉唯。」



「―…え?」





――――…グイッ