「あれって倉永…琉唯だっけ?」 「…知らん。」 オレはこの頃から他人に興味を持っていなかったし、特に女子は本当にどうでもよかった。 だけど、あの女子だけは なぜか知ってた。 オレの記憶の中を探せば必ずいる女子。 …でも何でオレ アイツのこと知ってるんだろう。