お姫様はふたり

「何よそれー。まーちゃんこそ亮平には勿体ないしー」


「あ、そういえば真琴遅いな」


「話を突然変えるなっ!!……でも確かに…」


「 矢崎くんもいないし、しばらく待つか」


みこはコクリと頷いた。


圭の笑顔がたくさん見れてよかった。


みこはジュースのお代わりをするために立ち上がった。


まーちゃんはまだ戻ってこない。