「羽崎圭です。深見高校の2年です」


「あ、姉の阿久津真琴です」


「幼馴染みの佐田亮平」


3人はそれぞれ名前を言い合う。


……何か堅い。


圭はいつもと変わらないけど、まーちゃんはすぐに俯くし、亮平は不審そうにみこを見てくる。


何なのもう。


「美音とお姉さんは二卵性双子なんだ…」


圭が場を和ますように話す。


「う、うん。そうなの」


「雰囲気は似てるね」