思わず見とれそうになった。


「え、何があったのさー?」


荷物を整理しているまーちゃんに声をかける。


「えー。おばあちゃんの家に行った人には教えなーい」


…はい、すいません。


まーちゃん、地味にみこがサボったこと怒ってる。


「それよりもさ、美音」


「なーに?」


リビングに行こうとするまーちゃんのあとをトコトコと追いかける。