莢が私の手を握りながら言う。


…でも…。


もしも死んでしまったら…?


もう前向きに考えることが出来ない。


…私のせいで圭くんが死んでしまうなんておかしい。


神様…。


奪うなら私の命を奪って下さい。


彼の代わりに私を…。