私は頭の中から美音を追い出した。


美音には悪いけど…。


そういうことは考えないでおこう!!


「今日、どこ行きたい?」


「え?決めてないのー?」


「楽しみすぎて決められなかった」


「何それー?」


圭くんと私は笑い合う。


カップルのように。