夢かと思った。


というか、夢だと思いたい。


何で…!?


どうして、まーちゃん?


どうして、圭?


照れたように頬を赤らめるまーちゃん。


あんな顔、見たことない…。


圭もすごく優しい笑顔をまーちゃんに向けている。


そんな二人がみこに気付くはずがなく。


二人はエスカレーターで下へと行ってしまった。