誰よりも


朝、小学校に行くと、突然男子に呼び出された。
自分より力が強い。そのため、振り払われない。
_____今思うと、このことがあったから怖かったのかもしれない。

「っやめろ!」

そう拒むが、はなしてくれない。
そして突然、あたしが知らない、暗い部屋へ放り込まれた。

_____鍵が閉められる。

「__っ!?出せ!おい!」

残念ながら、内鍵はない様だ。真っ暗で、なにがあるか全くわからない。

あたしは暫くそこの部屋にいた。泣きながら。

「__誰か、いるの……?」

少し低めの声がした。恐らく男子だろう。その瞬間、さっきの引っ張られた感触が蘇り、抵抗できないことの恐怖が混み上がる。

「ねぇ、」

突然あたしの腕に手のようなものがあたる。

「………っ!」

あたしは咄嗟に後退りをする。

「…誰」