誰よりも




でも、この状況、どうしよ。喉乾いたんですけど……勿論、こうされるのも、ものすごく嬉しいんだけど、でも………

起こしたら、怒るかな〜……

「ね、ねぇ。早瀬〜……」

とりあえず、起こしてみよっかな。

「起きて〜……」

「ん………?」

あ、起きたかな?

「野川………?」

はっ!今、気づいたけど、ここに入ったの、言ってないよね……

「やっほ〜……」

「なんで、いんの…?」

まあ、とりあえず、状況報告はしておく。

「あ、あの〜……これ……手……」

「……?それがどうした?」

「離してくれませんかね〜…」

「なんで。寒い。」

いや、もう4月ですよ?まあ、特別今日は寒いけど……

「牛乳、飲みたいから……」

「あそ。」

そうすると、離してくれた。よかった……心臓はち切れるかと思った……

ま、牛乳飲もっと。

ってか、ここにいたってことは嫌がらないのかな……

ま、さっさと飲んで寝よう。