「あー、もう。」
と言って、早瀬がついていた物をとった。そして、ゴミ箱へ、ポイ。
…………っ!?
し、心臓止まるかと思った!!
「……?どうしたんだ?顔、真っ赤だぞ?」
え、うそ。まじで無自覚?あり得ない。
「ねぇ。それ、自覚ある??」
「はぁ?」
「やっぱ、無自覚なんだ。」
やっぱ、無自覚。早瀬って、クールだけど、無自覚天然なんだねー☆
俺の理性、千切れたわ。
「ねぇ。力は、こっちの方が上なんだよ?だから、いつでも、早瀬襲えるんだよ?わかってる…?」
「………?」
あ、わかってない。どれだけ鈍感なの。
「だから。」

