誰よりも



やっと明かりが入って、相手の顔も、よく見える。そして、みてみると、



可愛い。

なんか、いかにも、ふわふわそうで、てんねん?って言うんだっけ……そんな感じ。


「お前って……、さっきは暗くて見えなかったけど、明かり入ると可愛いな。」


「……へっ!?」

「……早瀬。それ無自覚?」

あたしと相手の会話の中に野川が入ってくる。って、無自覚って、

「なにがだ?」

「えー……」

そう会話?していると、

「えっ!?野川くん!?」

と声をあげた。
なんだ、こいつ野川知ってんのか。

「そーだよー☆みんなのアイドル、野川さんでーっs「うぜぇ。」


「せめて最後まで言わせてよ!」

いや、ほんとまじでうざいから。

「ふふっ」

すると、迷っていたやつが、笑い出す。

「どうした。」


「あ!ごめん!なんか、早瀬さんと、野川くんが喋ってるの見ると、面白くなって。2人は、幼馴染??」