こんなことをいうのは彼だけだ。 「私の顔は大谷くんのためにあるわけじゃないんだぞ。」 私の隣にさっと座って私のことを見つめる。 今、私の心臓が高鳴るのは決して彼が隣に座ってるからではないんだ。 少しそわそわして前髪をいじる。 「女の子は笑顔が一番だと思うよ。」 そういう大谷くんにできたえくぼはまさに『さおりキラー』。