「新入生のみなさんはここからクラス分け表を持って各教室へ向かってください。」 メガネをかけた先生らしき人が紙を生徒ひとりひとりに配る。 「竜、何組だった?」 「E組だよ。さおりは?」 「D組。別々だね。」 「おう、じゃぁな!」 そういって竜と私は各々の教室へと向かった。