ドキドキしながら駅から学校までの道を歩く。


友達できるかな、
いじめられたらどうしよう、、、。


「たかはしーーーー!」


いきなり呼ばれて振り向くと
そこには幼馴染の宍戸竜の姿があった。


「まったくー。なんでこんなとこまでついてきてんのよー。」

「それはこっちのセリフだっつーの!」


私も竜も本命は別の高校。

揃いも揃って第一志望に落ちてこの南高校に来ることになったのだ。