主様は私におかまいなしに話しを続けた。
頭で考える前にどんどん話がはいってくる。
「お前は、私になにを望むんだ?
永遠の命か?
お金に困らないほどの金が、億万長者か?
透明人間?
失敗をしないように予知能力?
離れない友達?
なんだって叶うんだ。
それで、お前は
私に、何を望む?」
私は、この短い間に
この蛇に、対してどれだけ
(この蛇は、頭大丈夫なのか…??)
正直、蛇の目は本気だった。
だが、私には舌がない。
だから、声が届かない。
私はおもむろに鞄からノートを出して
蛇に見せた。
不器用な字で私の思いを伝えた。
[私には、舌がありません。
それに、私は望みはありません。
あなたに会いに来たのは
この神社に、妖力を持った蛇がいると聞いて
この祠の扉を開けました。]

