私を嫌いな人。





「....バカみてぇ...」



「...なんでそういうこと言うの...?」



私の大切な思い出をバカみたいだと笑う
佐伯くんに、私は悲しくなって視界が歪んでいく。



「......佐伯くんなんて....きらぃ....」




そう言って教室を出ようとした
私の腕を佐伯くんに引っ張られた。



__そして、私の視界いっぱいに佐伯くんがいた。


........キスされた?




私はとっさに佐伯くんを押し返した。




「........俺も、お前.....嫌い。」



そう言って私を離して教室を出ていった
佐伯くんの瞳は、悲しみに満ちていた気がした。