ママのあたしが恋をした。

姫は和登の方によると、和登の膝に座った。




嘘!?姫があたし以外の人の膝に座った!?




「姫があたし以外の人の膝に座るなんて…」




「え?あたし以外の人って?親戚んとこの子だろ?」




あ、口が滑った…。




「い、今まであたし以外の人の膝に乗るの見たことなかったからさ…。」




あはは。





笑ってごまかす。




「そっか。」




それ以上和登は話さなかった。




疑ってんのかな。




そんなわけないか。だって、ね?あたしに子供がいるなんて思いもしないよね?