「だけど、あの子をあまりほうっておくのはよくないわ。そろそろ寂しさを感じているころよ」 「寂しい、か…」 だけど、たまに会ったときのティアはそんなことは一切口にしない。 仕事の邪魔はしたくないと思っているのだろう。 自分が忙しくしているせいで寂しくさせてしまっているのはわかっている。 貴族との交流がなかったティアにはレティシア以外に話相手がいない。 貴族令嬢たちとの交流の場に参加したこともあったようだが、あまり馴染めてはいなさそうだと聞いている。