顔を上げようとしないティアを見てゲオルグは眉を寄せて不快そうな顔をした。 「ジェンティアナ…まさかとは思うが、好きな男がいるから結婚はできないとでもいうつもりか?」 「…だったら、どうするんですか?」 ふむ、としばらくゲオルグは宙をみながら何かを考えたあと、ティアに向き直った。 「お前の好いている男…調べはとうについている。レティシア様の騎士だそうだな」 「…!」 「ならば、その男を消してしまおうか。…お前の両親のように」