薬品と恋心


「そういえば、貴女に聞きたいことがあるの」



おいしいお菓子に舌鼓をうっていると、ふいにレティシアが聞いてきた。


「なんでしょうか?」



「回りくどいのは嫌いだから単刀直入に聞くわね」



レティシアはティーカップをテーブルに置くと、急に真剣な瞳をこちらに向けてきた。



「あなた、ジーニアスのことをどう思っているの?」


「え…?どうって…」



思いもしなかった質問にティアは戸惑った。



「好き?嫌い?ああでも、一緒にいるのだから嫌いではないわね。だったら…」



レティシアの瞳が一瞬鋭くなった。



「好意はあるのかしら?」