切恋 〜涙の君に恋して〜


目を覚ますと、

看護師さんがいた。

「あら、おはよう。」

ニコッと笑う看護師さんの笑顔は、

私のような取ってつけたような笑顔とは

まるで違い、自然だった。

「お、おはようございます。」

「あとで、先生来るから。」

看護師さんは、

それだけ言い残し、病室を出て行った。