切恋 〜涙の君に恋して〜


目が覚めると、病院にいた。

またこの場所か。

手には点滴。

隼斗。

「隼斗に会いに行かなくちゃ。」

そう言った時だった。

ガラ。

病室の扉が開いた。

「…先生?」

白衣を見にまとった先生がいた。