切恋 〜涙の君に恋して〜


もう時計の針は6時を指している。

「隼斗遅いなー。」

私は、隼斗の病室で、

彼の帰りを待っていた。

そんな時、廊下の方が騒がしくなった。

私は気になって、

ドアを少し開け様子を見た。

「おい!

早く、集中治療室を開けろ!」

「待ってください!

今、使用中です!」

なにやら、先生と看護師さんが

いろいろと揉めている。

なにがあったのかな?