切恋 〜涙の君に恋して〜


「お前、なんか無理してねぇ?」

「え…?」

どうして?

どうして君が気づくの?

「なんか、

無理して笑ってるように見えたから。」

少し、切ない顔をして言う彼。

「な、なんもないよっ!

ただ、久しぶりに学校行って

疲れちゃったのかも!」

無理矢理笑顔を作って、

誤魔化した。

「そっか!

久しぶりに学校行くと、

疲れるよなーっ!」