「光くんは、どうしてここにいるの?」 先生が出て行き、2人きりになる。 「ん? あ、隼斗と話してたんだよ。」 隼斗? 「え!? 隼斗と!?」 「そっ! お前の弟って聞いて、 驚いたけどなー。」 眩しいくらいの笑顔で 言う光くん。 きっと、この子は 太陽みたいな子なんだな。 ふと、そう思った。