切恋 〜涙の君に恋して〜


今だけ、隼斗が羨ましい。

「はぁー。」

盛大なため息をつく。

そんな時だった。

___コンコン

ドアをノックする音。

「はーい。」

気だるく返事をする。

「明後日から、学校に行けよ?」

「はいはい。」

それだけ言い、

戻って行った。