切恋 〜涙の君に恋して〜


「なにその口調は!?」

案の定、キレた。

「べつに、いつも通りですけど?」

私も私だな。

ほっとけばいいのに。

「っ!?

あんたねぇ!?」

「おい、やめろ。

飯がまずくなる。」

私と凛恵さんのケンカをとめたのは、

意外にもお父さんだった。

さすがに、お父さんに言われたから、

凛恵さんも、おとなしくなる。