切恋 〜涙の君に恋して〜


「そ、それって…。」

「…下半身が動かなくなります。」

うそ、でしょ?

チラッと隼斗を見ると、

魂ここにあらず。

という感じだった。

そりゃそうだ。

だって、今までやっていた

サッカーができなくなるのだから。

隼斗にとっては、

辛すぎる現実。