「…んっ。舞か、い?」

「おはよう。」

「頭は大丈夫かい?」

「今のところは痛くないよ。」

そう言うとおばあちゃんは

安心したのか、

ほっとした顔をしていた。

「あ、おばあちゃん。

光くんは…?」

おばあちゃんは、首を横に振った。

まだ来てないのかな…?

「それじゃ、おばあちゃんは

そろそろ行くね。

また夕方くるよ。」

「うん。

待ってるね!」