パチ

何度この光景を見ただろう。

そして、何度この光景が

嘘ならいいのに…。

そう思っただろう。

腕に違和感を感じる。

見ると、点滴が打たれていた。

「おばあ、ちゃん…。」

私のベッドの横にある

椅子の上でおばあちゃんは寝ていた。

ごめんね…。

心配かけて。