切恋 〜涙の君に恋して〜


我慢してたのに。

ずっと抑えていたのに。

あなたはいとも簡単に

閉ざしていた心を開いてしまう。

「舞…。

俺も明日から東京に行く。」

「え?」

あまりにも急すぎた。

「兄貴が舞の行く病院に用事があって

しばらくの間東京に行くんだ。」

「そう、なんだ…。

あ、でも、学校は?」

学校どうするんだろう。

転校するとか?

「転校かな。

でも、こっちに戻ってくるから。」