切恋 〜涙の君に恋して〜


「お大事にね。」

「ありがと!」

來は、勘がいいから、

もしかしたら、気付いてたのかもね。

「ねぇ、來。

もし…。」

言いかけた言葉は喉に

つっかかって出てこなかった。

「ん?

どーした?」

來が不思議そうに見てくる。

「なんでもない。」

首を横に振って、また歩き出す。

「明日学校くる?」