切恋 〜涙の君に恋して〜


その言葉と同時に上に上がっていく光。

お母さんが成仏するんだ。

そう思った。

寂しい…。

「お母さん…。

行かないでっ!」

それでも、私の言葉を嘲笑うように

どんどん上がっていく光。

「お母さん!」

ガラッ

「舞!」

光くんが慌てて入ってきた。

「危ないよ!」

私の腕を引っ張って抱きしめる。