切恋 〜涙の君に恋して〜


「いや、たまたま

源のケータイ見ちゃって…。」

言いづらそうに目線を外しながら、

しどろもどろで言う。

「お前、帰ったら覚えてろ?」

笑いながら言ってるけど、

目が笑ってない。

「あ、私そろそろ帰るね!

拓海くん、また今度遊ぼうね!」

高橋くんたちに手を振って

公園を出た。

そろそろ帰ろうかな。

時間を見ると、

もう12時近い。

お腹空いたなー。

何食べようかな。

あ、買い物行こうかな!

たしかあんまり、いいもの

冷蔵庫に入ってなかったよね。

たしか、バスで30分くらいで

隣町に行けたはず。

私はバス停へと向かった。